助かっています!子育て支援員③

子育てに興味を持ち関わる人が
増えてくれると良いですね。
さまざまな仕事を
的確にこなす子育て支援員。
私どもの学童クラブは、四宮森児童館内にあります。区立ということもあり、雇用している職員は子育て支援員の研修に参加した方が良いだろうと、順次研修に行っていただいています。子育て支援員は、現状まだ一人なんですが、おやつのお世話や遊びの時間の見守り、お母さま方への案内の宛名書きなど。とにかくいろんな仕事をしていただいています。

研修を受けた子育て支援員が
学童クラブを支えてくれます。
中でも重要な仕事が、特別支援が必要な子供たちのサポートです。言葉がうまく使えない、手をつなぐことさえ嫌がるようなお子さんは、おやつも警戒して食べませんし、トイレにも行ってくれません。それでも時間をかけて接するうちに、この人は味方だとわかってもらえ意思の疎通ができるようになるんですよ。こういう根気と熱意は、施設を運営する上で非常に力になっていると思います。子供たちにとって、今日ここへ来て良かった、ここで遊べて良かったと、それぞれが平穏な気持ちで帰ってもらえるような環境づくりがいちばんですし、それには職員の力が大切です。子供たちと対等に接するのは、とてもエネルギーを使う仕事なんですが、こういうことを普通にこなせるのが、子育て経験のある、子育て支援員さんならではだと思っています。

子育て支援員の存在をより
多くの人に知ってもらいたい。
この制度が広く知られることによって、子供に関わる人が増えることは大変良いことだと思います。町で、地域で、子育てをしていこうという機運が高まることは大歓迎ですね。子育てに関するビジネスを始めよう!でもいいし、サークルを作ろう!ボランティアとして参加しよう!NPOを立ち上げてみよう!でもいい。ほんとに何でもいいと思うんですよ。子供との関わり方って、いろいろありますから。この制度から、そういうムーブメントが生まれることを期待していますし、その中で、子育て支援員という仕事があることも、認識してもらえるようになると良いと思います。