わたしのテンシン③

わたしのテンシン!画像-1
子育てを終えたあとも、
地域の子供と関わりを持つことは
自分の成長につながると思います。
四宮森児童館内学童クラブ 杉並区 石川尚子さん(55)

子育て支援員って全国の認定制度。
どこでも使えるんですよ。

2年前にはじめて子育て支援員という制度があることを知り、さっそく研修に参加しました。いちばん魅力に感じたのは、全国で通用する認定制度というところです。いまはこうして杉並区の施設で子供たちに関わっていますが、以前は大阪に居ましたし、今後のこともわかりませんので。ここでは、おやつのお世話や遊びの時間のサポートなどをしています。また、特別支援が必要な子供たちとのコミュニケーションも重要な仕事です。手をつなぐのを拒否するようなお子さんは、私が提供するおやつも警戒して食べませんし、トイレにも行ってくれません。それでも根気よく接するうちに、この人は味方だとわかってもらえ意思の疎通ができるようになるんですよ。この仕事をやっていて良かったと思える瞬間ですね。

わたしのテンシン!画像-2

子供たちを支援しながら、
逆に元気がもらえる幸せな仕事。

子供たちにとって、今日ここへ来て良かった、ここで遊べて良かったと、それぞれが平穏な気持ちで帰ってもらえる環境づくりがいちばん。地域の子供の居場所としてきちんと機能させていくことは、とても難しい仕事ですし、子供と対等に接していくのには、かなりエネルギーを使います。それでも、苦労や困難以上の元気がもらえるんです。子供の日常を見守りながら自分も学び成長していける、ものすごくやりがいのある仕事だと思います。

小学生たちと関わりたいなら

ふくむすび